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ベイカレント│1次面接体験記(中途採用)

本記事は、ベイカレントの1次面接体験記です!

ベイカレントと言えば、企業として急成長&好待遇で話題のつきないコンサルファームです。

本社を麻布台ヒルズに構えており、オフィスがめちゃくちゃカッコイイ。

加えて、昔から受付が美女ぞろいということでも有名です。

そんな外観的には色んなものを兼ね備えたベイカレント。

転職活動中はあらゆるエージェントから、非公開限定求人という触れ込みで案内があり、「蓋を開けばベイカレント」ということがよくありました。

あらゆるエージェントにノックしまくった私は徐々にベイカレント教に洗脳されていき、受験を決意することになります。

エージェントから聞いたベイカレントの魅力は以下のようなところです。

①ワンプール制の組織体制

  • 他社はインダストリ/サービスラインのいずれかに所属することになるものの、ベイカレントは組織の壁なく様々なテーマのPJに参画可能
  • PMO/IT案件も一定数あるが、戦略ファームから優秀な人材を引っこ抜いており組織として戦略ケイパビリティを拡充
  • 結果としてMBBとコンペで競合することも多く、安価に質の高い提言をすることができるため実際に戦略案件も豊富

②高報酬×アーリープロモーション

  • 創業以来、会社としての利益は最大限社員に還元するポリシーがあり、常に他社の給与水準をリサーチしながら業界トップクラスの報酬としている
  • 在籍年数などのコンサルタントの能力とは関係しない制約を排除し、能力に応じて積極的にプロモーション

③成長環境

  • 新興ファームであるが、トレーニング制度も豊富に拡充している
  • また、働き方改革を推進し、長時間労働の抑制・ワークライフバランス向上に注力しており、働きやすい環境となっている(2021年以降は健康経営優良法人(ホワイト500)に選出され続けている)

「書類選考&Webテストをカット・面接確約できます!」ということで、アプライすることに。

ちなみに、エージェントが真っ先にベイカレントを紹介する理由はエージェントフィーがすこぶる高いからだそうです。

通常は転職者の年収の3割程度がエージェントの実入りになるところ、ベイカレントに関しては倍程度、一時期は転職者の年収100%の支払いをコミットし、採用を拡大していたそうです。

コンサル業界で鍵になる優秀な人材採用を見事にHackしており、ビジネス的には成功していると言えます。

目次

ベイカレント|選考フロー

選考フロー

書類選考&Webテスト→1次面接→2~3次面接

私は運よくWebテストカットで行けましたが、通常はWeb-GABが出題されるようです。

また、面接回数は人によるものの2~3回程度で、クイックに進んでいきます。

私は全2回で、カウンターパートはこうでした。

  • 1次面接:営業担当
  • 2次面接:コンサルパートナー(役員クラス)

軽く調べてみたところ、現在はこんな感じで進むみたいですね。

  • 1次面接:人事担当者または現場のコンサルタント
  • 2次面接:マネージャークラス
  • 3次面接:パートナーまたは役員クラス

当時は割と怪しい存在でしたが、いまは非常に人気があるということもあり、選考ハードルも高くなってるものと思います。

ベイカレント|1次面接内容

面接官

はじめまして、ベイカレントで営業を務めてますXXです。
きゃりおさんですね、面接にお越しいただきありがとうございます。
短い時間となりますが、今日はよろしくお願いします。

とても穏やかそうな雰囲気の面接官でした

きゃりお

はじめまして、きゃりおと申します、本日はよろしくお願いいたします!

面接官

XXエージェントさんからの応募とのことですが、弊社について、どんな感じで聞かれてますでしょうか?

きゃりお

はい、現在急成長中のコンサルファームと伺ってます。
特に、上層部の方が戦略ファームから移籍されていて、本社への上納金もないことから、上流の戦略案件含め幅広いプロジェクトを安価に取れていることが成長要因だと伺ってます。

面接官

なるほど、概ねおっしゃる通りかと思ってます。
私はBIG4から転職してきているのですが、まだまだ体制面できれいになっていないところも多かったりと、成長の副作用で大変な面も多いんですけどね

きゃりお

そうなのですね

面接官

転職活動をなさってる中で色々な会社を見てる感じですか?
どういうファームがよさそう、とかありますか?

きゃりお

はい、まだ選考はこれからというところですが色々見ております。
個人的には、インダストリやサービスラインが細分化されている大規模なファームよりは、まだ規模はそれほど大きくないものの成長軌道にある会社の方がいいなと思っております

面接官

ほお、それはなぜでしょうか?

きゃりお

現職での課題意識に紐づくところでもあるのですが、現在は顧客課題を無視してソリューション先行で売り込みに行く意識が強すぎるところがあります。
最終的にソリューションに落ちることがあったとしても、その前に顧客課題がどこにあるか?それを解決するためにどういったソリューションが適切か?といったステップがなければ課題解決は難しいと思っており、それを実現できるのはサービスラインが細分化された大規模なファームではなく、比較的小規模なファームなのではないかと思っております。

面接官

なるほど。
ちなみに他社だと、どういうところがよさそうとか、バイネームであればお伺いしたいのですが、具体的にどういうところを受けていこうとしておられますでしょうか?

きゃりお

まだ御社が初めてのため、具体的には見えていないところです。
ただ、優先順位はまずはコンサルタントになることであり、もし御社にご縁がなければ規模の大きいファームも受けていくことになると思います。

その場しのぎの回答で切り返します。

この頃は面接の練習を積み上げることでその場の空気に合わせたそれっぽい回答でできるようになってました。

話の内容よりそうした機転の方が大事なシーンも多く、またそれは選考経験値がものを言うところだと振り返っています

面接官

ありがとうございます。具体的に何をやりたいとか、プロジェクトの希望はありますでしょうか?

きゃりお

特定の強いこだわりはなく、むしろ幅広い案件に関与することが希望です。その点御社はワンプール制だと伺っているので、色んなプロジェクトを経験する中で自分の専門領域を見極めていきたいと思っています

面接官

そういうことですね。確かにその観点は弊社とフィットすると思います。

現時点でのありたい姿というか、粗いイメージでもよいのですが、何かあったりしますでしょうか?

きゃりお

そうですね。。先ほどお伝えさせていただいたように、ソリューション先行は避けたくて、上流から「何に向き合うべきなのか?」といった点から考えられるようなコンサルタントになれるといいなとは思っております

面接官

上流というのは、どういうイメージでしょうか?
例えば何が上流で、何が下流なのでしょうか?

きゃりお

すみません、上流という言葉を間違えてしまったかもしれませんが、顧客の課題に向き合うところが伴っていれば良いという意味でした。

面接官

そういう意味では、どんな領域であっても顧客課題に向き合うことは大前提なので、そこはそれほど心配なさらなくて大丈夫ですよ。

IT企業やSIerではなく、サービスはコンサルティングなので、どのようなプロジェクトでも課題に向き合いながら汗水流すことになりますしね

温厚な面接官であったが、「上流」という言葉にだけ強めの反応を受けた。

「上流」という言葉はなんだか仕事の上下関係を意味しているような雰囲気がまとわりついていることを知り、これ以降は言葉として封印することを心に決める

面接官

雰囲気的にもベイカレントにフィットしそうなことは分かりますし、なんとなくコンサル志望の理由も透けて見えます。

もう少しパーソナルな部分もお聞きできればと思いますが、今後キャリアを形成していくことで、大事にしたいことは何でしょうか?

きゃりお

ありがとうございます。単純なオペレーションワークではなく、難易度の高い課題に継続的に向き合いながら何らか価値を出し続けることは重視したいと思っています。

数年経つと踊り場が来ることと想定されますが、その時々の対象が何であれ、常にコンフォートゾーンから抜け出す姿勢を維持し続けることは大切にしたいと思っています。

面接官

それは現職を通じて生まれた課題感ですか?それとも、きゃりおさんのもともとの気質ですか?

きゃりお

両方あると思っていますが、どちらかというと、もともとの気質がベースかなと思います。

もともと高い目標を設定してそこに向き合うことが好きということでしたが、現職を通じてその感覚がより明確になった気がしています。

面接官

例えば「こんな目標を置いてきた」といったような具体例はありますか?

Resumeは既に拝見しているので、そこに書いていないことですと有難いですが。プライベートでもなんでも大丈夫です

きゃりお

本業での成果以外ということになりますが、学生時代に遡りますと~~~(学業に精を出したという薄めの経験を語る)

面接官

ありがとうございます。では、少し違う角度の質問になりますが、意見が合わない人とぶつかった際にどうやって解決しようと思いますか?

きゃりお

はい、シチュエーションにもよりますが意見そのもののすり合わせではなく、相手がどのような前提だったり優先順位をもとにその意見を持っているのかを理解することから始めると思います。

意見の対立は前提や見ている問いの違いから生まれることが多いと思っているので、そこの認識合わせについて丁寧にコミュニケーションを取るかと思います

面接官

なるほど。例えば、相手がかなり感情的だったり、強い意見があって、前提整理の議論に乗ってこない場合はどうしますか?

きゃりお

クライアントなのか社内なのかにもよりますが…
それでも基本的にはなぜ感情的になっているのか?を丁寧に見極めることを優先したいなと思います。

その上で、自分では前進できなかったり、意思決定が自分がハンドルできる領域を超えていたりする場合は、上にエスカレーションしながら適切な場で合意できるように持ち込むかと思います。

面接官

わかりました。きゃりおさんは事業会社からのご転職ということで、異業種ということになるかと思うのですが、コンサルになるために何かやっていることはあるか?

きゃりお

はい、コンサルタントとはいえビジネスパーソンとしての足腰を鍛えることが前提かと思いますので、日々の業務で具体的な成果を上げることに集中しています。

あとは、コンサルタントが一般的に目を通すような書籍に目を通しながら勉強しています。

面接官

どのような書籍をどの程度読まれていますか?

きゃりお

はい、まだ初歩的なロジカルシンキング系の書籍が多いとです。
あとは、自分の苦手意識からスライドライティングやエクセル関連でしたり、テーマカットでは戦略系だったり、M&A系のものだったりにも最近は目を通しています。

使える知識にすることが課題ですが、冊数は30-40冊程度だと思います

面接官

素晴らしいですねー、ちなみにオススメとかはあったりしますでしょうか?

きゃりお

そうですね、そうした書籍を私がオススメというのはおこがましいですが、、、「複利で伸びる1つの習慣」は本は非常に好きですね。

面接官

そこはコンサル本じゃないんですね笑。どんな内容なんですか?

きゃりお

よくSNSで「毎日1%よくなったら1年後には37倍よくなる」といった内容の画像が流れてるかと思いますが、あれを生んだ書籍です。

習慣形成のために役立つTipsがたくさん載ってまして、何らか夢や目標を追う全ての人にオススメです

面接官

面白そうですね~、ありがとうございます。

では残りの時間は弊社の理解を深めてもらう逆質問の時間に使えればと思います。気になることは何でも聞いていただければと思います。

奇しくも自分のバイブルを面接官に共有することとなりました。

転職活動中だけど、なかなか身が入らないといったような方がいらっしゃれば、ぜひコレを読んでみてください!

きゃりお

ありがとうございます。冒頭にもお話しいただいた業績が急拡大中とのお話ですが、どのように案件を拡大させているのでしょうか?

大企業の中での知名度はまだこれから、というフェーズなのかなと想像しているのですが、そのような中で他社ではなく御社が頼られているのはどのような理由によるものなのか?が気になっております

面接官

はい、とにかく幅広いケイパビリティがあるというところですかね。

戦略に始まりSCMやCRMといったようなサービスラインは強いですし、インダストリ軸での専門性もあります。

一つのMTGで色んな人を連れてディスカッションしたりするのですが、そうするとどんな話題でも拾えますし、ディスカッションも盛り上がります。

そうした現場での信頼醸成が強いのだと思っています

きゃりお

他の総合コンサルファームもサービス×インダストリでの強みはあるのかなと思ったのですが、その点で御社はより御社は秀でているということなのでしょうか?

面接官

良いポイントです。

確かに他社でも強みはあると思うのですが、弊社の強みはより中に深く入り込んでいる、ということでしょうか。

現場レベルでの課題感を拾いながら課題議論に持ち込むため、よりクライアントに刺さる形でのディスカッションに繋がっているという感触です。コンペなしに次の案件につながることも非常に多いのですよね。

私自身が以前在籍していたBIG4でもそのようなケースは一定数ありましたが、クライアントへの入り込み方やコミットメントの深さは、肌感覚ベースでもかなり違うと思っています。

きゃりお

なるほど、わかりやすいご説明ありがとうございます。

面接官

いえいえ。付け加えると、我々のような営業が強くて、パイプライン管理にコミットしていることも構造的に違う部分かなと思います。

その成果が報酬にも反映されますし、コンサルサービス以外のところを重視しているのも特徴ですね

きゃりお

よくわかりました。そうすると例えばBIG4と呼ばれてる総合ファームともかなりカルチャーが違うのかなと想像したのですが、御社に求められる人だったりフィットする人というのは、どのような人だとお考えでしょうか?

XX様はBIG4のご経歴もあるということで、より客観的に捉えられているのかなと想像しております。

面接官

ありがとうございます。BIG4は、ある種同じようなスペックの人材を集めることが多くて同質性も高いのですが、弊社はそこにあまりこだわりはありません。

他の人と異なる強みがあれば、それがどんなことであってもチャンスになりますし、面白い仕事に繋がると思っています。

面接官

・・・ただ、一つ共通項があるとすると、それは顧客課題解決に執着する姿勢でしょうか。

クライアントワークの中では難しい状況になることもありますが、最後までそこに向き合い、やり切る力のある方にぜひ来ていただきたいですね。

スペックは何とでもなりますので、そうしたコアな部分を評価したいと思っています

きゃりお

ありがとうございます。御社の中のカルチャーでしたり、仕事の回し方の部分の理解が非常に深まりました。

私自身も目先の自分の成長よりは具体的な成果を出していくことに拘っていきたいという思いがあり、そうした観点でも大変参考になりました!

面接官

いえいえ、参考になったのであれば、よかったです。

では本日の選考結果については別途エージェント様経由でご連絡があるかと思いますので、少々お時間いただければと思います。

今日はお時間いただき、ありがとうございました

以上、1次面接の模様をお送りしました。

全体として非常にカジュアルな雰囲気で、志望動機や現職の成果を掘られることなく、パーソナルな部分のフィットや、ディスカッションを通じたラリーの安定感を見られていると感じました。

クライアントと近い距離感で仕事をするということで、話し方や切り返し、空気感からクライアントの前に出せるか?を見ているのかなと想像します。

個人的には実際に面接官と会話する中で、印象がポジティブに変わったファームの一つでした!

受けた質問は以下の通り、これから準備される方はぜひ参考にしてみてください。

①会社理解・転職軸

  • 弊社について、どんな感じで聞かれていますか?
  • 転職活動の中で、どういうファームがよさそうだと考えていますか?
  • なぜ大規模ファームより成長ファームが良いか?
  • 他社で具体的に良さそうなファームはありますか?
  • 具体的に何をやりたいですか?
  • 現時点でのありたい姿のイメージはありますか?
  • 「上流」とはどういうイメージですか?

②キャリア観・価値観

  • キャリア形成上、大事にしたいことは何ですか?
  • それは現職を通じて生まれた課題感ですか?もともとの気質ですか?
  • これまでどんな高い目標を置いてきましたか? (Resumeの内容以外、プライベートでも可)

③対人コミュニケーション

  • 意見が合わない人とぶつかった際、どう解決しますか?
  • 相手が感情的だった場合はどうしますか?

④コンサル適性・準備のレベル

  • コンサルになるために何かやっていることはありますか?
  • どのような書籍をどの程度読んでいますか?
  • おすすめの本はありますか?

ベイカレント|1次面接結果

数日後、結果の連絡が来ました。

面接にお越しいただき、ありがとうございました。

選考の結果、きゃりおさんにはぜひ次の面接に進んでいただきたいと思います。

1次面接は通過です!

次回、2次面接の模様をお送りします。

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