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キャリア/転職活動を考える際に読むべきオススメ本 Part.2

本記事は、キャリアや転職を考える際に参考になった本の紹介Part.2です!

目次

キャリアを考える際のおすすめ書籍

俺たちの転職物語

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キャリアに悩む人には、同じようにキャリアに悩みながら意思決定した人の事例が直接参考になります。

何に悩んで、どういう考え方をするに至り、結果としてどういう会社に転職して、現状どうなってるか?

13人のサラリーマンの生の体験談を一挙に確認できるノンフィクション物語となってます。

  • 接待・転勤・雑務回避のために総合商社からコンサルファームに転職した人
  • 新聞社の記者職で満身創痍になり、外資ITに移って副業でライターをやっている人
  • 広告代理店でメンタル崩壊し、メガベンチャー×地方移住で自己実現している人

等々、多くの事例が掲載されており、共感できるところが目白押しでした。

一方で、あまり刺さらない人の事例もあり、その差分を捉えて、自分がどういう価値観を持った人間なのか?を考えるきっかけになります。

特に著者の歩兵さんの以下のスタイルは自分もそうだったな~と思い返されるところがあり、非常に共感するところでした!

  • 自分でキャリアを形成していく時代への対応:同じ会社での出世を目指してあらゆる手を使う時代から、一つの会社に捉われずに主体的にスキルを付けてキャリアを形成していく時代への変化にしっかりと対応しなければと思った
  • 本業一本で戦わない時代への対応:本業はやりながらも副業を通じて収入/スキルUPを図り、賢くお金とスキルを得るパラレルキャリアを目指したいと思った

答えを求めがちですが、実際には答えは一つではない。

1-2年経てばあっという間に価値観が変わってしまうことも多い。

だからせめて、今日この瞬間に正解だと思う選択を取り続けるしかない。

そんなことを考えさせられます、めちゃくちゃ面白かったです!

転職の思考法

タイトルの通り、このまま今の会社にいていいのか?と思ったら読む本です。

著者は、博報堂→BCG→ONE CAREERというキラキラキャリアの北野さんです。

特にハッとさせられたポイントは、どうしても譲れないくらい「やりたいこと」なんて、殆どの人間は持ち合わせていない、ということ。

北野さんは人間を2タイプに分けて整理してます。

  1. to do型の人間:何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標がある
  2. being型の人間:どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

多くの人がどういうことをやりたいのか?と悩むが、実は99%の人が②being型だそうです。

だから、無理にやりたいことを絞り出す必要はない。

それよりも、「自分がどうありたいか」に目を向けることが、キャリアを考える上で大切なんだと教えてくれる一冊です。

今後自分のやりたいことって何なのか?と重々しく悩んでましたが、「ほんの少し興味がある」、その程度のことでいいんだ、と割り切ることができました。

あとは広告出身ということもあってか、刺さるメッセージも多いです。

私は転職活動中はこれを目に見えるところに貼り付けて、自分を奮い立たせてました。

“『100%失敗を招く、唯一の条件』というものがある。それは腹を括るべきタイミングで、覚悟を決められなかったときだ”

  • 会社を辞めるべきタイミングがわからない
  • 自分の市場価値をどう測るか、そしてどう高めていくべきか分からない
  • 「本当にやりたいこと」がいつまでたっても見つからないがどうすればいいか

こんな感じの悩みを抱えている方はぜひ一読してみることをオススメします!

転職2.0

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元Linkedin 日本代表の方の書籍です。

“Industry 4.0″やら”Society 5.0″が流行っていた時に出てきた転職2.0.

  • これからの時代、大企業であってもローパフォーマーは抱えきれなくなる
  • かたや労働人口は減少トレンドであり、ハイパフォーマーの取り合いになる
  • そうした人材を”ジョブ”で個人と企業が対等な関係で契約していくようになる
  • そのため、今後を生き抜くために、情報収集だけではなく自分のキャラをタグ付けしてガンガン発信していくことが重要となる

といったことを言っています。

どんどん転職した人がすべてを手にする時代!というメッセージに自分肯定感が上がります。

個人的に非常に好きだったのは人生を株式会社にたとえた「株式会社俺」理論。

「株式会社俺」とは、自分にとっての幸せが最大限になるように、自分自身の経営者になるということ。
自分という会社に「会社事業部」「家族事業部」「アウトドア事業部」といった事業の柱を持っていて、「株式会社俺」の時価総額は幸せの総量で表される

読み終わってすぐ、自分にとっての株式会社俺はどんな姿なのか?を考えてみました

会社事業部、家族事業部、個人事業部、、、どれも大切だけど、最終的には全ての活動は家族事業部のためにあるのではないか。

「いくら仕事ができても、家族を大切にできない人間にはなりたくない。仕事は自分の大切な人を守るためにあるものだ」

この本のお陰で、そうした自分の価値観にも気づくことができました。

これからの時代をどう生き抜いていこうか?と漠然と悩みを持ってる人にオススメです!

LIFE SHIFT (ライフ・シフト)

一時、どの本屋に行っても平積みされ、書店内の広告を占拠していた大ベストセラーです。

こちらは初めて代官山の蔦屋書店にいったときに「こんな素敵な空間があるのか」と興奮しながら、家族そっちのけででのめり込んでしまった本ですw

これまでは「教育→仕事→引退」の3ステージの生き方だったものが、長寿化によって各ステージを行き来するマルチステージの生き方になる。

それによって考えておかないといけないことは何だろうか?という、どちらかというと長寿化に伴うリスクに光を当てた本だと言えます。

当時はまだ転職なんか考えず本業に向き合う日々でした。

自分は変化への対応を苦手とするタイプであることを自覚しており、この本のお陰でめちゃくちゃ不安に搔き立てられたことを覚えています。

とりあえず個としてのビジネス戦闘力をあげないと…と、いま振り返ると自分がキャリアチェンジを考えるきっかけになった本でした。

生きてるとどうしても近視眼的になりがちですが、非常に長い時間軸での自分の人生設計を考えさせられる本です

面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略

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その分野でメンタリスト Daigoの本が出版されていれば、ノールックで買ってしまいます。

内容が端的で面白く、即行動に移せるものが多いためです。

面接対策する際にもDaigo本を発見したので、即ポチしました。

「こう聞かれたら、こう答えよ!」といった小手先の面接テクではなく、どのようにすれば面接官の心の針を動かせるか?にフォーカスしたものです。

いくつか刺さった個所をご紹介しておきます。

ハロー効果
人の認知能力には限界があり、相手の全体像を見て総合的に判断する事はできない。人は他人を評価するときに“ひとつの目立つ特徴”だけをもとに、全体の印象を決める。

自分なりの目立つ特徴を見つけて、それを相手にうまくアピールすることができれば、ハロー効果をまとうことができるということを言っています。

そのため、欠点を補うような準備ではなく、誰が見ても分かりやすく訴求力あるエピソードを徹底的に練り上げるべきだということがわかります。

知性

知性を判断するためには、会話の内容は関係ない。会話の内容が薄くても、知性がある様に装うことはできる。

会社にもいますよね、大したこと言ってないけど、なんか雰囲気で発言力のある人…

あれは知性の演出です。

  • テンポよく、大きな声で話す
  • 話すとき/話を聞くときは面接官の目をちゃんと見る
  • 最大のウリなど強調したいところはゆっくり話し、面接官の頭に残す

何を話すべきかではなく、どう話すべきか?の重要性に気付かされます。

面接前にざっと一読し、「自分がチー牛っぽくなっていないか?」「堂々と、舞台俳優かのように演じれているか?」を確認する使い方がオススメです!

まとめ

いかがだったでしょうか?

おすすめ本の紹介記事はあまりPV数には跳ねないことが分かってきたのですが、自分が好きなので今後も継続していきたいと思いますw

読書はコスパ最高の投資です!

今まさにキャリアに悩んでいる方や、将来の方向性を見つめ直したい方に、少しでもヒントとなると嬉しいです。

また、noteでは自分の転職体験談についても赤裸々に語ってます。
転職実現に向けた葛藤をありありと描いており、こちらについても是非チェックしてみてくださいね!

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