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キャリア迷走

「令和の時代の正解は、本業×副業のハイブリッドキャリア」

そんな言葉にのせられて副業を始めてみたものの、多少の収益になったところで自分にとってその”意味合い”はそれほど大きくないことが分かった。”自分の力で稼げた瞬間は本当に感動しました”みたいなポストをよく見かけるが、少なくとも自分にそういう感覚はなかった。数十万レベルの収益が持続すると違うのかもしれないのかもしれないけど。そもそも社会人歴でいうと、まだ1-2合目な訳で、今後の30-40年の労働の方向性を副業に振り切るのは間違ってるのでは、と思うに至った。「本業×副業のハイブリッドが最強」というのは必ずしも万人に当てはまるわけではない。

ただ、”執筆自体は楽しい”というのはポジティブな発見だった。正直やり始めるまではめんどくさいな、という感覚の方が強いけど。書き始めると不思議と手が進み、自分の感覚を掘り起こしてくれる。そして何より、”積みあがっている”感覚が得られていることは大きいのだと思う。

XにしてもInstaにしてもフロー型のコミュニケーションはやればやるほど、フォロワーからの反応やいいねの数が気になってしまい、ポストした後ついつい見ちゃう→気になるポストを追いかけてしまい数時間が溶ける、なんてことがある。この消耗感の大きさたるやすさまじい。ユーザーからの反応はほぼないのだけれども、それを前提に積み上げていく・じわじわ見てくださる人が増える、そんなプラットフォームの方が自分の性に合ってるのかなぁなんて思う。

速すぎるコミュニケーションとはほどよく距離を取りつつ、遅いインターネットの中に身を置いて”1対Nの構造を作る”という美味しい部分だけいただく生き方をしていきたいと思う。その点、noteもインタラクティブ性が強すぎるため、今のところブログが最適だと思う。

そういうわけで、そのうち朝礼暮改になる可能性はあるものの、本業に向き合っていくことにしたいと思う。

AI時代のコンサルの生きる道の一つとして、グローバルトランスフォーメーションが結構なポーションを占めるようになるのではと思う。グローバル企業の全社トランスフォーメーションをサポートするために、クロスボーダーなチームで一気に変えていくやつ。そうなると、ずっと目を背け続けてきた英語にも向き合わないといけない。

「成功するためには、自分の弱みではなく強みに目を向けろ」というのは正しいメッセージだと思うけど、長い時間軸でキャリアを見つめると、だいたい問題になるのは自分の弱みなのではと思う。英語ができないとか、エクセルができない、シンキングが弱いとか、とかそういうやつ。大成功を目指しているわけではなく、問題を起こさずサステナブルにパフォームし続けるという視点を持つのであれば、地道に弱みを潰しこんでいくことは重要なのではと。世の中、成功者の声が大きいから、どうしてもそうした思想に引っ張られるから気を付けないと。

“重要性は高いが緊急性は低い”の典型が英語だから、問題はこれにどう向き合うか。こればっかりは今のカオスな仕事をしてる限り毎日継続はありえないのだから、中断を前提に再開する構造をどう作るかが大事だなと。「3か月やってみて、1か月休む」を実践するとよくなるのか?とりあえずそんなスタイルでゆるくやっていくことにする。

ということで、短期的なお金を追いかける副業は少し緩めつつ、中長期でキャリア(と、お金)を育てていく視点をもう少し持とうと思う

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